糸井 フル回転宣言「全部行きます!」中断中に金本監督と話し合い

[ 2018年9月10日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神―巨人(4回表終了降雨ノーゲーム) ( 2018年9月9日    甲子園 )

<神・巨>雨で中断の間、ベンチで話し込む金本監督(左)と糸井(撮影・大森 寛明)
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 「超人」が残りシーズンのフル回転を誓った。1時間28分間にも及んだ中断中、ベンチ内でおもむろに金本監督に歩み寄ったのは阪神・糸井だ。7月に右腓骨(ひこつ)を骨折した影響が懸念される中で「全部行きます!」と指揮官に宣言。ラストスパートへのスイッチを自ら入れた。

 「(11日中日戦から)気持ちを切り替えて頑張るしかない。頑張ります!」

 悪天候のため、室内で行われた試合前練習では打撃練習を行わず。6日の広島戦で右ふくらはぎの張りで途中交代しており、決して万全の状態ではないが、この日も「4番・右翼」で出場した。

 糸井の足の状態を問われた金本監督は「そこまで…。大丈夫と思うけど」と話し「(残り)“全部行く”と言っていた。“ホンマか?”と言ったけどね」とやりとりを明かした。打率・310、15本塁打はチーム1位で、63打点は福留に次ぐ2位。猛虎打線の核たる4番が残る力を出し尽くす決意を固めた。

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2018年9月10日のニュース