大阪桐蔭リレーで3位締め 永田監督「選手には大きく育って欲しい」

[ 2018年9月10日 17:31 ]

U―18アジア選手権   日本14―1中国 ( 2018年9月10日    サンマリン宮崎 )

<日本・中国>1回2死三塁、ワン・ビン(手前)を見逃し三振に斬る日本2番手・柿木(撮影・吉田 剛)
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 日本が大勝し3位を死守。来年のU18ワールドカップの出場権を獲得した。2番手・柿木蓮投手(3年)が5回1/3を1安打無失点と好投。7回からは、根尾昂投手がバトンを受け取る、大阪桐蔭リレーで締めた。

 根尾は、先頭の5番を右飛に打ち取ると、続く6番、7番からは連続三振を奪った。自己最速を1キロ越え大台に乗る150キロも計測。完璧な救援を果たした。

 試合後、3位の結果に「首の皮一枚つなげることができた。それぞれが課題を持ち帰って成長できれば」と話し、150キロを計測したシーンは「指にかかったので、どのくらい出たかなと期待したけど、そんなに出ているとは思わなかった。うれしいです」と高校生らしく笑顔を見せた。ただ、宮崎から帰ったらしたいことを聞かれると「すぐに練習がしたい」と最後までストイックな姿勢を見せた。

 永田裕治監督は試合を振り返り「“次世代につなぐ”を合言葉に頑張ってきた。宮崎に入ってから重圧があり不振が続いてしまった。アジア大会を糧に選手には大きく育って欲しい」と話した。

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