ハム石川直 守護神返り咲く!首位追撃へフル回転「出し切りたい」

[ 2018年8月30日 08:42 ]

宮崎空港で佐藤マネジャー(右)と談笑する日本ハム・石川直
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 日本ハムの石川直也投手(22)が、守護神返り咲きを誓った。「最後を締めるのは楽しい。どこを任されるかはわからないけど、そこ(9回)で投げたい気持ちはずっとある」と強い気持ちをにじませた。

 28日のオリックス戦では、右内転筋肉離れから復帰後3試合目で初めて9回のマウンドに登場。4点リードでセーブ機会ではなかったが、5番・マレーロから安達、T―岡田と続いた相手をわずか10球で3者凡退に仕留めた。9回のマウンドに上がったのは9セーブ目を挙げた7月22日のソフトバンク戦以来、37日ぶり。「久しぶりだったけど、いい感じに投げられた」と手応えを口にした。

 石川直の離脱中は浦野が抑えを担ってきたが、吉井投手コーチは「(2人とも)駆け出しのクローザーなので、彼らのコンディションに応じて投げてもらう」と固定はしない方針。その上で「ずっと1軍にいるのは初めてなので、疲れた時にどうするかを自分で見つけてくれれば」とさらなる成長を促す。

 残り29試合で首位・西武とは6・5ゲーム差。白星の取りこぼしは許されず、守護神にかかる負担は大きいが、石川直は「残り何試合投げられるかわからないけど、出し切りたい」と頼もしい。22歳の若き右腕がフル回転でチームを上昇させる。(東尾 洋樹)

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2018年8月30日のニュース