広島・野間“クセ者1番”になる「追い込まれれば粘っていきたい」

[ 2018年8月28日 08:30 ]

打撃練習する野間
Photo By スポニチ

 優勝マジック22の広島は27日、28日からの巨人3連戦に向けて東京に乗り込み、直近8試合のうち7試合で1番に座る野間峻祥外野手(25)が“クセ者1番”に意欲を示した。持ち前の積極性だけでなく、チームに勢いをつける粘りを兼ね備えようと必死。新たな引き出しを武器に赤ヘル打線に刺激を与えてくれそうだ。

 1番抜てきがクセ者としての一面を引き出そうとしている。5試合連続で1番に座る野間は“粘りの1番”を理想に掲げ、リードオフマンの役割を果たそうと必死だった。

 「1番は粘りながら、チームに勢いもつけられる大事な打順。広輔さんは際どいところを見極めていた。ポイントを近めにして、難しい真っすぐをファウルにするぐらいの気持ちです」

 田中が1番から降格した8試合中7試合で1番に座り、28打数8安打、打率・286で4得点4盗塁。特に先頭打者として迎える第1打席に限れば6打数3安打、1四球で出塁率・571を誇る。この1打席目にかける意識の高さは野間の新たな引き出しになる可能性も秘めている。

 「全球種投げてもらえれば、投手の状態を後ろの打者に伝えることができる。あっさり三振してはいけない。積極的にいくところはいきながら追い込まれれば粘っていきたい」

 積極性を持ち味としながら、1番としての粘りも身に付けてきた。例えば21日のヤクルト戦では初回に小川から9球投げさせて中前打し、先制点につなげた。1打席目では相手投手に平均5球を投げさせる粘り腰。球数を稼ぐ“嫌らしさ”は徐々に様になってきた。

 28日の巨人3連戦の先発は内海、吉川光、田口と左腕が並ぶ予定だ。1番候補は野間、田中、西川と3選手とも左打者。左腕を苦にしない対応力が求められる中、高ヘッドコーチは「今の状態なら野間の1番が続くこともあるかもしれない。出塁率がこのままいくとは限らないけど、打力はついたからね」と起用継続に含みを持たせた。

 今週は東京での敵地6連戦。「とにかく試合に出たい。1番の仕事を任されているけど、例えば6番とかになったらそこの仕事をやっていくだけ」。マジック減らしに貢献し、本拠地マツダに帰りたい。(河合 洋介)

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2018年8月28日のニュース