広島、連勝でM28!西川初1番ハマった 連夜の“改造”で打線活性化

[ 2018年8月20日 05:30 ]

セ・リーグ   広島9―7DeNA ( 2018年8月19日    横浜 )

7回2死一、二塁、西川は適時打を打つ(撮影・荻原 浩人)
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 広島は19日のDeNA戦に9―7で勝利し、優勝へのマジックナンバーを2つ減らして28とした。プロ初の1番に起用された西川龍馬選手(23)が3出塁2得点で重責を果たせば、丸佳浩外野手(29)は決勝の27号2ランを含む2安打3打点と打線の組み替えが功を奏した。緒方監督は新オーダーに加えて、継投でも7投手をつぎ込む執念を見せて、連勝をつかみとった。

 成熟を続ける赤ヘル打線に完成形はない。西川がプロ初の1番、7番には2日連続で田中が座る新オーダー。連夜の打線改造が見事にはまった。

 初回、西川は「初球を打つことは練習のときから決めていた」と、今永の初球を迷わずに振り抜いた。右中間を破る二塁打でいきなり好機を演出。その勢いに丸も乗った。1死二塁、1ボール2ストライクからの直球を完ぺきに捉えると、舞い上がった打球は、右中間席中段にまで届く27号2ランとなった。

 「積極的にいこうと思った。毎イニング点を取るつもりでやっている。チームが勝てるのであれば、本塁打はベスト」

 4回の3得点も、新たな1〜3番から始まった。1死無走者から西川、菊池が連続四球で出塁。丸は右前適時打で続いて、この日3打点目をあげた。4回に最大6点差をつけながら、最終的には2点差にまで迫られた打撃戦。西川が出塁して丸が決めるという2度の得点パターンがなければ、逃げ切りは成し得なかった。

 西川は2安打1四球で2得点。7回には2死一、二塁から中前適時打を放った。1番の役割を全う。「緊張した。やることは変わらないと言いたいけど、考えることがあって難しい」と安どした。

 赤ヘルに聖域はない。指揮官は春季キャンプから主軸にも競争をあおってきた。その言葉通り、不振の菊池は4日のDeNA戦で8番に降格。田中も17日同戦で4三振すれば、翌18日に7番へと打順が下がった。すると、1番に抜てきされた野間が無安打ながら2盗塁。この日も西川が活躍したように、代役がすぐに現れる層の厚さは主力への危機感となって、打線を活性化させている。

 チームは初戦の3連続被弾による逆転負けを引きずらずに、連勝で横浜をあとにした。優勝マジックは2つ減らして28。緒方監督は言う。「色々反省して、次に向かってやっていく」。リーグ3連覇へ独走しながら、成長への歩みを止めない赤ヘルに油断は見当たらない。(河合 洋介)

 ≪M対象は2チーム≫広島がDeNAに勝ち、18日のマジック再点灯後、自力で数字を減らすことに成功した。マジックの対象は、ヤクルトと阪神の2チーム。21日にヤクルトとの直接対決に勝っても、阪神が中日に勝てば数字は1つしか減らずM27になる。

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