二松学舎大付が広陵を下した日 巨人・小林が達成したプチリベンジ

[ 2018年8月20日 10:15 ]

<広・巨>先発・今村(右)とグータッチする小林
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 夏の甲子園が100回大会にふさわしい盛り上がりを見せている。プロ野球選手もかつては高校球児。母校の活躍だけでなく、何かと関心を寄せている。

 巨人・坂本勇は光星学院(現八戸学院光星)3年時、春のセンバツに出場。関西との1回戦で3安打したが、チームは敗退した。

 昨年のことだ。準優勝した広陵の捕手・中村(現広島)が、坂本勇の打撃フォームを参考にしていると話し、そのことは本人の耳にも入っていた。同僚たちとテレビを眺めながら「この選手、勇人に似てるなー」と言われ、気にかけていた。中村はこの大会で6本塁打を放ち、夏の最多本塁打記録を更新。巨人の主将は甲子園での一発はなく、「期待されている中で打てるのは本当に凄いと思う」と感心していた。

 その坂本勇は現在、左脇腹肉離れで懸命のリハビリを続けている。遊撃のポジションで代役を務める山本は慶応出身。母校が10年ぶり18度目の夏の甲子園出場を決めた際は「うれしいし、刺激になる」と話していた。同野球部は春のセンバツにも出場。山本は野球部員全員分、約150枚の記念Tシャツを「差し入れ」した。

 マツダスタジアムで広島―巨人戦が行われた12日。甲子園では昨年準優勝の広陵が、二松学舎大付に敗れて初戦で姿を消した。同日の巨人の先発捕手は、広陵出身の小林。広島の4番は、二松学舎大付出身の鈴木だった。巨人が8―4で広島を下す「プチリベンジ」だった。プロ野球を見ながら、高校球児時代を振り返るのも面白い。100回大会が終わると、球児がプロへの扉を開く秋が来る。(記者コラム・神田 佑)

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