金足農、初の決勝進出!エース吉田、投げ抜いた!7奪三振1失点完投

[ 2018年8月20日 11:31 ]

第100回全国高校野球選手権大会第15日・準決勝   金足農2―1日大三 ( 2018年8月20日    甲子園 )

<日大三・金足農>金足農先発・吉田(撮影・大森 寛明)
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 第100回全国高校野球選手権大会の第15日は20日、甲子園球場で準決勝が行われ、第1試合は、金足農(秋田)が日大三(西東京)に2―1で勝利し、初の決勝進出を決めた。今秋ドラフト1位候補のエース・吉田(3年)は7三振を奪い、1失点完投。秋田県勢としては1915年の第1回大会の秋田中(現秋田高)以来103年ぶりの決勝進出で、東北勢として初の真紅の大旗の白河の関越えに挑む。

 金足農は初回、先頭の菅原天が中前打で出塁すると、続く佐々木大夢がすかさず一塁前に犠打。2死二塁から4番・打川が詰まりながらも左前に運んで1点を先制した。5回には先頭の佐々木大夢が四球で出塁し、続く吉田の犠打の二進。2死後、5番・大友が中前適時打して加点した。

 投げては秋田大会から1人で投げ抜いてきた吉田がコーナーを丁寧につく投球で9安打1失点で完投。4回2死一、三塁のピンチでは、6番・高木を144キロ外角直球で空振り三振い仕留めるなど要所で力の入った直球を投じて日大三打線を封じた。

 日大三は、2点を追う8回1死から1番・金子が右前打、2番・木代が左前打して一、二塁。日置の左犠飛で2死一、三塁となり、4番・大塚が左前適時打して1点差。しかし、反撃は届かず、優勝した11年以来7年ぶりの決勝進出はならなかった。

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