【中畑清 視点】劇的勝利の巨人にあえて苦言 5回の重信は絶対に走らせるべき

[ 2018年8月20日 09:48 ]

セ・リーグ   巨人6―5中日 ( 2018年8月19日    東京D )

5回2死二塁、藤嶋から右前適時安打を放った重信(撮影・西川祐介)
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 巨人の素晴らしい逆転勝ちに水を差すつもりはないけど、あえて言わせてもらう。どうしても納得いかない。2点を追う5回の攻撃だ。2死二塁から重信がしぶとく右前に落として1点差。勢いに乗って当然、盗塁を仕掛けると思った。同点の走者を得点圏に送れば相手に重圧をかけられるし、もし失敗しても積極的な攻撃は次につながる。

 ところが、重信は一向に走らない。続く田中俊がカウント2―2から二ゴロに倒れる5球目まで一度もスタートを切らなかった。重信にはいつでも走っていいグリーンライトが出ているはずだが、本人がためらっているなら「走れ」のサインを出してあげればいい。わずかなチャンスでもしがみつき、1点をもぎ取るんだという意識をチームに浸透させるためにも絶対に走らせるべきだった。

 土壇場の集中打は見事だったが、積極的に仕掛けていかないと、CS進出を確実にする流れはつくれない。(スポニチ本紙評論家)

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