報徳学園「小園が打てない時もある」 今度は阪神・糸井“はとこ”辰徳が大暴れ

[ 2018年8月16日 10:14 ]

第100回全国高校野球選手権大会3回戦   報徳学園7―2愛工大名電 ( 2018年8月16日    甲子園 )

<報徳学園・愛工大名電>2回1死、報徳学園・糸井は右前打を放つ(撮影・北條貴史)
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 第100回全国高校野球選手権大会第12日は16日、甲子園球場で3回戦の4試合が行われ、第1試合の報徳学園(東兵庫)と愛工大名電(西愛知)が対戦。報徳学園が7―2で勝利し、2010年以来8年ぶりのベスト8入りを果たした。同校にとっては節目の春夏通算60勝目。

 ドラフト1位候補・小園だけじゃない。阪神・糸井のはとこ・辰徳が3安打2打点の活躍で8年ぶりの8強入りに貢献した。父・章裕さんと糸井の父がいとこ同士で、「はとこ」の関係。辰徳は「前の試合で打てていなかったのでうれしい。入学当時からの夢だった日本一へ悔いなく戦いたい」と笑顔を見せた。

 大角健二監督は「小園が打てない時もありますので…」と、切り込み隊長の小園が5打数で内野安打1本、3三振に終わったことに苦笑を浮かべつつも、「個々がしっかりと仕事をしていけば点を取れる」と手応えを口に。「序盤のミスはあったが、それぞれがしっかりと仕事をしてくれた」と選手たちを労っていた。

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