長嶋さん 7月初旬から入院 精密検査で胆石見つかる、現在快方へ

[ 2018年8月9日 05:30 ]

長嶋氏
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 巨人の長嶋茂雄終身名誉監督(82)が都内の病院に入院していることが8日、分かった。家族からの球団への説明によると、7月初旬に体調が優れず、大事を取って入院。精密検査の結果、胆石が見つかったため現在も入院したまま治療を続けている。体力が落ちた時期もあったが、現在は食事も普通に取るなど、快方に向かっているという。

 長嶋氏は球団を通じ「大変ご心配をお掛けしました。おかげさまで回復しています。静養に努めながら、昼は高校野球、夜は巨人戦をテレビ観戦しています。山口俊投手のノーヒットノーランには心が震えました。(7月31日からの)内海、吉川光、メルセデスの左腕3投手によるDeNA戦3連勝には元気をもらいました。チームは苦しい状況ではありますが、優勝を諦めずに最後まで頑張ってほしい」とメッセージを出した。

 7月8日には北海道千歳市内で行われていた男子ゴルフトーナメント「長嶋茂雄招待 セガサミーカップ」最終日のプレゼンターを欠席。自らが大会名誉会長を務め、07年以来欠かすことのなかった行事だったため、球界関係者からは長嶋氏の体調面を心配する声も上がっていた。

 ▽胆石 胆のうや胆管にできる結石。右脇腹、背中、みぞおちなどに痛みが出る。肝機能障害を伴ったり、胆のうの出口に石が詰まると黄疸(おうだん)を起こす。

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2018年8月9日のニュース