花咲徳栄・野村 反撃弾&5失点完投「次につながる」

[ 2018年8月9日 05:30 ]

第100回全国高校野球選手権記念大会第4日・1回戦   花咲徳栄8―5鳴門 ( 2018年8月8日    甲子園 )

<鳴門・花咲徳栄>4回無死、ソロ本塁打を放ち、ガッツポーズの花咲徳栄・野村(撮影・北條 貴史)
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 プロ注目の花咲徳栄(北埼玉)・野村は4回に高校通算57本目となる左越えソロなど3打点、投げても5失点完投と貢献した。「本当にホッとした。今日は仲間に助けられた試合」と肩の荷を下ろした。

 全国制覇した昨夏の甲子園も、4番としてチームトップの打率・520、2本塁打で主軸を打った。今夏はエース番号1を背負い、初めて甲子園のマウンドに立った。「景色も違うし最初は慌ててしまった」と2回までに4失点も修正して149球を投げ抜いた。

 埼玉県大会は不振で0本塁打、1打点に終わっていた。「あの1本で気持ちも楽になった」と自慢のバットから投球へ波及効果。「打つ方は70点、投げる方は50点。ただ内容うんぬんではなく、完投できたのは次につながる」。連覇へ欠かせぬ大黒柱は、投打に確かな収穫を得ていた。

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