中日今季初5連勝!大島サヨナラ押し出し四球で決着 巨人は沢村自滅で3位転落

[ 2018年8月3日 21:18 ]

セ・リーグ   中日4―3巨人 ( 2018年8月3日    ナゴヤD )

9回無死満塁、大島(中)はサヨナラとなる押し出し四球を選び、ナインとハイタッチで喜ぶ(撮影・椎名 航)
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 中日は、7月27日にノーヒットノーランを許した巨人・山口俊から初回に2点を先制。9回に同点に追いつかれたが、直後に大島がサヨナラの押し出し四球を選んで今季初、16年9月以来の5連勝を飾った。

 初回に京田、亀沢の連続安打で無死一、二塁とすると、大島の中飛で京田、亀沢がタッチアップに成功。好走塁で1死二、三塁と好機を広げ、ビシエドの内野ゴロの間に先制。さらにアルモンテの右前適時打で山口俊から2点目を奪った。

 先発の吉見は、初回から快調な投球を投球を見せていたが、7回に突如崩れて2失点。試合は振り出しに戻ったが、7回裏に先頭の荒木が四球で出塁すると、2死一、二塁からビシエドが左前に決勝の適時打を放った。

 このまま逃げ切りかと思ったが、9回にマウンドに上がった守護神・鈴木博が誤算。1死一、三塁のピンチを招き、代打・阿部に同点適時打を許した。

 それでも裏の攻撃で先頭の藤井が四球で出塁すると、次打者・大島の犠打を沢村が二塁へ悪送球。無死一、三塁と大きく好機を広げ、亀沢の申告敬遠の後、無死満塁から大島がサヨナラの押し出し四球を選んで熱戦に終止符を打った。

 敗れた巨人は試合のなかったヤクルトに代わって3位に転落。土壇場9回に代打・阿部の適時打で同点に追いつくも、最後は離脱中のマシソンに代わって守護神を務める沢村が、四球と自らの失策で1死も奪えず自滅した。

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