ソフトB石川、自己最短2回途中KO 一挙7失点「ここぞの球が弱々しい」

[ 2018年8月3日 08:13 ]

パ・リーグ   ソフトバンク2―10西武 ( 2018年8月2日    メットライフD )

2回1死一塁、外崎(左)に2点本塁打を浴びる石川(撮影・木村 揚輔)
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 突如、乱れた。ソフトバンクの先発・石川は初回を3者凡退で仕留める立ち上がりだったが、2回に7安打を集中され、7失点。先発登板では自己最短となる1回2/3でKOされ、6敗目。「調子が良かっただけにもったいない。ここぞで投げる球が弱々しい」と唇をかんだ。

 前回登板の7月26日のロッテ戦でも5回まで無失点投球も、6回に4失点を喫していた。チームトップの8勝を挙げている右腕だが、工藤監督は「低めに集めないと、ああいう結果になる。いい機会なので自分と向き合って練習してほしい」と評し、倉野投手統括コーチも「一度リズムを崩すと、止められないことが続いている。現状、先発では苦しい」とローテーションの見直しも示唆した。

 打線は初対戦の今井を打ちあぐね、5安打2得点。そんな中、頸椎(けいつい)捻挫で欠場が続いていた柳田が4回の中堅守備から7試合ぶりの出場。打席では2打席連続三振に倒れたが「2打席目は見え方が良くなった。感覚を確認した感じ」。3日のオリックス戦(ヤフオクドーム)で先発復帰する可能性も出てきた。

 チームは首位・西武に1勝2敗と負け越し、再び借金1。早ければ、4日にも自力優勝の可能性が消滅する。

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2018年8月3日のニュース