近大付“マグロ作戦”だ　藤本監督「大学に聞いてみる」ＯＢつんく♂もエール

第１００回全国高校野球選手権記念大会

マウンドの感触を確かめる近大付・大石（撮影・坂田　高浩）
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　大トロで進撃だ！１０年ぶり５度目出場の近大付（南大阪）は第３日の第３試合で前橋育英（群馬）と激突する。１３年夏の覇者との一戦を前に、藤本博国監督はニンジン作戦ならぬマグロ作戦に乗り出す構えだ。

　「マグロを選手たちにごちそうしてもらえれば、うれしいです。一度、大学側に聞いてみようと思います」

　系列の近大は、世界で初めて完全養殖に成功したクロマグロ「近大マグロ」などを提供する養殖魚の専門店を持ち、人気を集める。指揮官は南大阪大会を制したご褒美に大学に掛け合うつもりだ。

　ＯＢのつんく♂から激励メッセージも届いた。「夢の舞台で一生懸命プレーしてください」――。南大阪大会では一戦ごとにジュースの差し入れをしてくれた偉大な先輩に快勝で応えたい。最速１４１キロ左腕の大石は「ありがたく飲んでいます」と感謝し「最大限の準備をして臨みたい」と意気込んだ。（吉仲　博幸）