阪神・才木、またも怪物に勝てず「いい経験というだけで終わらせない」

[ 2018年8月2日 08:40 ]

セ・リーグ   阪神5―8中日 ( 2018年8月1日    ナゴヤD )

4回2死、高橋に2打席連続本塁打を浴びた才木(撮影・成瀬 徹) 
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 名古屋で再び味わった悔しさを決して忘れはしない。見せつけられた相手先発との“違い”は必ず糧とする。高橋の2発に沈み、自身の負けが先行する4敗目を喫した阪神・才木は、唇をかみしめながらリベンジを誓った。

 「同じ失敗をしないように反省して、いい経験というだけで終わらせないように。経験を結果に生かせるようにやっていきたい」

 平成の怪物・松坂と5月20日以来の再戦。プロ初先発だった前回は5回を投げともに自己ワーストとなる12安打5失点と炎上し、6回1失点の右腕に完敗した。今回は同じ5回で、被安打(3対5)も四死球(3対6)も才木の方が少なかったが、またしても軍配が上がったのは相手だった。要所での粘り強さ、不用意な一発を許さない慎重さ。球威や制球力だけでは表れない部分での差は大きかった。

 先制してもらった直後の失点が痛すぎた。1―0の2回。先頭のビシエドに四球を与え、1死後に藤井も歩かせた。続く7番・高橋には初球のストレートを右中間に運ばれる逆転3ランを被弾。後ろを守る野手には防ぎようのない失点だった。

 「四球2つと本塁打で、自分だけでやっているような投球だった。野手の方にも、リリーフの方にも申し訳なかったです」

 2―3の4回には、2死から高橋に再び左越えソロを被弾。5回で6三振を奪い、許した安打はロサリオの判断ミスだった5回の内野安打(記録は投安打)を除けば、高橋の2発だけ。それだけに悔しい黒星となった。

 まだ19歳。百戦錬磨の37歳、松坂とは年齢以上に経験の差があるのは周囲も分かっている。肝心なのはこの経験を今後にどう生かすかだ。2回には通算10打席目でプロ初安打となる右前打を記録。悔しさも屈辱も相手の投球術も全てを自身の肥やしとし、一流投手を目指す。(山添 晴治)

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