巨人・岡本“村田魂”V弾 「まだまだこれから」エールに応えた19号

[ 2018年8月2日 07:30 ]

セ・リーグ   巨人7―1DeNA ( 2018年8月1日    横浜 )

4回無死一、二塁 岡本は左越え3ランを放つ(撮影・三島 英忠)
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 7月中頃だった。巨人・岡本のスマートフォンに、BCリーグ栃木・村田からメッセージが届いた。「まだまだこれからだぞ。頑張れ」。背番号25の先輩が今季限りの引退を示唆した日、決勝弾で応えた。

 「体が開かず粘れたので反応できた。自分でもビックリ、というやつ」。1―1の4回無死一、二塁。左腕浜口のチェンジアップに、下半身の粘りをきかせた。左翼席中段に勝ち越しの19号3ラン。体勢を崩されたが、我慢してすくい上げる初めての感覚に「奇跡です」と言った。

 カミソリのように鋭いスイング。前日の「トラブル」が予兆だった。打撃練習中、左頬の下に大きな絆創膏(ばんそうこう)を貼っていた。T字のカミソリでヒゲを深ぞりし、流血。「恥ずかしいので隠しながら歩いていました」と笑ったが、翌日は切れ味鋭い弾道でスタンドに運んだ。

 開幕前から村田との「2桁打たないとシバくぞ」という約束があったが、20本の大台に王手をかけた。8回にも左前適時打を放ち、4打点でチームを2位浮上に導いた。「背番号に恥じないように、しっかりやっていきたい」。チームで唯一全試合出場し、安打数はリーグトップの112。村田が公私で可愛がった22歳は、4番として頼もしく成長している。(神田 佑)

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