ハム中田、歓喜のサヨナラ打!“帯広男”が最大6点差大逆転主役

[ 2018年8月2日 05:30 ]

パ・リーグ   日本ハム8―7ロッテ ( 2018年8月1日    帯広 )

9回1死三塁、サヨナラ打を放った中田(撮影・高橋茂夫)
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 ミラクル逆転劇の主役だ。日本ハムの中田翔内野手(29)が1日、ロッテ戦の9回1死三塁から自身2年ぶりとなるサヨナラ打を放ち、最大6点差をひっくり返す大逆転劇を締めくくった。帯広開催の試合では通算打率・418と好相性の主砲の活躍で、今季最多の貯金13、首位・西武に2ゲーム差まで接近。3日からの首位攻防戦へ弾みをつける勝利となった。

 西日が差し込むグラウンドに水しぶきがまぶしく光る。仲間から祝福のウオーターシャワーだ。最大6点差をひっくり返す逆転サヨナラ劇。歓喜の輪の中心にいたのは中田だ。

 「無我夢中だった。(年1度の)特別な試合でファンの方に勝利をプレゼントできたのはよかった。この点差をひっくり返せたのは自信になる」。手荒い祝福でびしょびしょに濡れた主将は勝利の余韻で声を弾ませた。

 球場のボルテージが最高潮となったのは9回だ。近藤の適時三塁打で7―7の同点とし、中田が打席に入った。1ストライクからの2球目。カットボールを振り切ると、三塁線を破るサヨナラ打だ。前日の釧路では3安打自己最多タイ5打点。釧路、帯広での道東シリーズでは計6安打8打点と大爆発だ。

 帯広が大好きだ。通算打率・418、7本塁打、19打点と抜群の相性で、前日には帯広名物の豚丼に舌鼓を打った。ただ、打席では土質が硬く、3回の第2打席では踏み出した左足を滑らせてずっこけて二飛に倒れた。

 しかし、6回は「半歩(ホームベースから遠ざかるように)下がった」と安定した足場に立ち、中堅フェンス際まで飛ばす大飛球。ヒーローインタビューでは「自分と(7回の)横尾の打球は風で戻されて、レアードの(8回の本塁打)は風で入った。何なのか」と笑わせたが、最後のおいしいところはしっかり持っていった。

 球宴で松坂から死球を受けた左肘はまだ万全ではないため、バットにも工夫をこらす。バットの先端をくりぬいて重心を手元に置いて操作性を重視。バットを替えた7月20日以降は、31打数14安打の打率・452、1本塁打、16打点だ。3日からは首位・西武と首位攻防戦。中田は「またリセットして勝ちを積み重ねていきたい」と力を込め、大好きな帯広を後にした。(東尾 洋樹)

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