広島6発!誠也2発で自己最多7打点 2日にも「M42」点灯

[ 2018年8月2日 05:30 ]

セ・リーグ   広島13―7ヤクルト ( 2018年8月1日    神宮 )

初回1死一、三塁、鈴木が3ランを放ちベンチに迎えられる(撮影・篠原岳夫)
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 すさまじい勢いだった。広島はタナ・キク・マルの3人が初めてそろい踏みアーチを放つなど今季チーム最多6本塁打で13得点の猛攻。そんな“神宮花火大会”の号砲を鳴らしたのは4番鈴木だった。初回1死一、三塁。ブキャナンの直球を振り抜くと、先制の15号3ランを左翼席へと突き刺した。

 「打点がついたというのがよかった。打順からしても、打点をあげないといけないと思っている」

 この一発も序章に過ぎなかった。2回は左翼・バレンティンが飛球を見失う幸運な二塁打。3回の右前打で早くもサイクル安打に王手をかけると、5回は風張から右翼線に2点二塁打を放った。

 圧巻は、三塁打を打てば偉業達成となる7回だった。2死一塁、中沢の初球シュートを捉えた打球は、会心でなくともバックスクリーン左へ着弾。「サイクル超え」となる16号2ランで2年ぶりの5安打を記録し、いずれも自己最多となる13塁打&7打点となった。

 「こすったから入らないと思った。8月は苦しい戦いになる中で、去年は僕はケガをしてしまった」

 今季も決して、万全なわけではない。7月16日の中日戦で左すね内側付近に自打球を当て2試合欠場。ここ最近は豪快なスイングをした際に、腕に痛みが走るのか、顔をゆがめる場面も何度かあった。それでも「何もないです」と弱音を吐くことはない。勝利に徹する4番打者らしく、4打席目の二塁打はノーステップで軽打を意識したもの。アーチ以外にも執念が隠されていた。

 リーグ3連覇への視界は極めて良好だ。2日のヤクルト戦に勝てば、優勝へのマジックナンバー「42」が初めて点灯する。それでも、緒方監督が「(マジックは)戦っている俺らには関係ない」と言えば、殊勲の鈴木も「夏場は打たないと厳しい戦いになる」と慢心はない。

 2位・巨人とのゲーム差は10・5となり今季最大を更新した。優勝を意識する時期に入っても、カープの勢いは増す一方。遮る敵はいない。(河合 洋介)

 ≪3度目の先発1〜4番本塁打≫首位の広島に2日にも優勝へのマジックナンバーが点灯する。ヤクルト戦に勝てばM42。引き分けても、DeNAが巨人に引き分けか敗れるとM43が出る。チームは13年8月2日ヤクルト戦以来の1試合6本塁打。先発1〜4番の本塁打そろい踏みは89年6月4日大洋戦(高橋慶、正田、ロードン、小早川)、14年4月18日DeNA戦(堂林、菊池、丸、エルドレッド)で記録したのに次ぎ3度目。上位打線を形成する田中、菊池、丸の3人によるそろい踏みは初めてとなった。鈴木が2本塁打を含む5安打で自己最多の7打点。1試合13塁打は99年8月12日横浜戦で江藤がマークした球団記録の14塁打に次ぐ数字となった。

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