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【和歌山】16年ぶり復帰の“名物”林監督、8強で終戦 「彼らと野球ができて幸せだった」

第100回全国高校野球選手権記念和歌山大会 準々決勝   市和歌山6―1和歌山南稜 ( 2018年7月23日    紀三井寺 )

<市和歌山・和歌山南稜>ベンチから戦況を見つめる和歌山南稜・林宣男監督(中央)
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 和歌山南稜の林宣男監督(74)は敗戦後「相手が一枚上でした。付け入る隙がありませんでしたよ」とサバサバした表情を浮かべた。序盤にミスが相次いで失点し、打線も9回に1点を返すのがやっとだった。

 林監督は吉備(現有田中央)監督として1978(昭和53)年春の選抜に導いた。当時はみかん山を売って自宅隣に自費で選手寮をつくるなど、相当な情熱で、名物監督として知られた。

 2016年4月開校の同校で当初は野球部総監督に就任。吉備時代の教え子で、選抜出場時のエース4番だった岡本哲司さん(57)が監督。今春の和歌山県大会終了後、岡本監督が退任し、林総監督が監督に就いた。

 監督として指揮を執るのは16年ぶり。「野球が変わったね。昔は3点差あれば安全圏だったけど、今じゃ5点必要だ。いろんな人に話を聞いて教えてもらいながら、やっています」と話していた。

 「僕が教えたり話したりしているのは、吉備高時代と一緒ですよ。野球の話はあまりしない。敷居を踏むな、食べながら歩くな……とかね。礼儀や作法、社会人として生きていく心構えのようなものを教えています」

 この日は吉備時代の教え子もスタンドで観戦していた。高校時代、選手寮に下宿し、結婚式では仲人を務めてもらった森好宏さん(55)は「いま振り返っても、社会で生きていくうえで大切なことはすべて林監督に教えていただいた。元気そうな姿を見られて何よりだった」と話した。

 今回の3年生は同校1期生。来春初の卒業生となる。「こいつらと(総監督時代から)3年間野球ができて幸せでしたよ」。笑顔で選手たちを見回した。 (内田 雅也)

[ 2018年7月23日 14:42 ]

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