【香川】丸亀城西 13年ぶり5度目切符 ノーシード公立校対決制す

[ 2018年7月23日 05:30 ]

第100回全国高校野球選手権記念大会香川大会決勝   丸亀城西9―4高松 ( 2018年7月22日    レクザムスタジアム )

 ノーシードで公立校同士の決勝戦。前半は高松に主導権を握られたが、丸亀城西が6回に逆転。7回以降にも加点して突き放し、13年ぶりの甲子園切符を手にした。

 昨年は決勝で涙をのんだだけに、河本浩二監督は「リードされても選手を信じて、チャンスを待った。うれしいのひと言」と喜んだ。エースの大前が流れを変えた。4回途中から救援すると、高松打線を抑え込み、勝利を呼び寄せた。「打線をつなげ、僕が抑えるという思いで投げた。いい出来だった」と胸を張った。

 丸亀城西(香川)1918年創立の公立校。バトントワリング部も強豪。

 《84年ぶり出場 高松かなわず》前身の高松中が1915年の第1回大会に出場している高松は、84年ぶりの出場とはならなかった。県内屈指の進学校が見せた快進撃。石田茂登監督は「野球も勉強も両方やるのは、我慢強さがいる。この夏はよく成長してくれた」と選手たちを称えた。

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2018年7月23日のニュース