【東千葉】木更津総合　根本　緊急登板も圧巻の３回８Ｋ「楽しんで投げられた」

第１００回全国高校野球選手権東千葉大会２回戦   木更津総合１２―５成東 （ 2018年7月14日    ＺＯＺＯマリン ）

＜木更津総合・成東＞力投する木更津総合３番手・根本（撮影・郡司　修）
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　３年連続の甲子園を狙う木更津総合の２年生・根本が、圧巻の投球を見せた。４回、２点差に迫られ、なお２死一塁の場面で緊急登板。来年のドラフト候補にも挙がる右腕は「気持ちで負けないようにと思っていた」と思い切り腕を振った。

　自己最速にあと１キロと迫る１４８キロで空振り三振を奪い、ピンチを脱出。３者と５者連続の奪三振ショー。打者９人から８三振を奪う完全救援に「楽しんで投げられた。真っすぐよりスライダーが低めに決まったのが良かった」と納得顔だ。先発・白井、２番手の田中惟の調子が上がらなかっただけに、五島卓道監督は「大会前から調子を維持してくれている。先発でも行けるが、リリーフにいてくれると助かる」と称えた。　（八田　朝尊）