【西東京】八王子学園八王子 父子鷹コールド 監督長男けん引

[ 2018年7月13日 05:30 ]

第100回全国高校野球選手権記念西東京大会2回戦   八王子学園八王子10―0都東村山 ( 2018年7月12日    ダイワ八王子 )

<八王子学園八王子・都東村山>生還した大斗(左)を迎え入れる安藤監督(撮影:青木 俊太郎)
Photo By スポニチ

 父と戦う最後の夏。西東京・八王子学園八王子の安藤大斗はチームを14安打10得点でのコールド勝ちに導いた。2回の第1打席は左前打で出塁して二盗を決め、2点目の生還。5回には中前打で8点目を叩き出した。初戦突破に「チームとしても、個人としてもきっかけをつくることができた」と満足そうだった。

 安藤徳明監督の長男。小学2年で野球を始めた頃から「父の下で野球をやりたいと言っていた」(母・文子さん)という。選手と監督の間柄となり、最終学年は主将になった。「グラウンドでは全く意識していない。むしろキャプテンなので怒ります」と父は言う。

 「一緒にできることに感謝をして、一戦必勝で甲子園に連れて行きます」と大斗。清宮(現日本ハム)のいた早実を破るなどして聖地に行った16年の再現を狙う。(青木 俊太郎)

続きを表示

この記事のフォト

2018年7月13日のニュース