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中畑清氏 オリ誤審提訴問題 斉藤コミは誰もが納得する大岡裁きを

誤審問題で会見するオリックス湊球団社長(左)長村球団本部長(右)(撮影・後藤 正志)
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 【キヨシスタイル】オリックスが誤審のあった6月22日のソフトバンク戦(ほっと神戸)のやり直しを求めて斉藤惇コミッショナーに提訴している。そりゃあ納得いかないよね。

 問題のシーンは延長10回表、2死一塁。右翼ポール付近を襲った中村晃の打球はファウルと判定されたが、ソフトバンクのリクエストでリプレー検証をした結果、ホームランに覆った。

 これが決勝点となってソフトバンクが5―3で勝った試合後、もう一度映像を見直したら「やっぱりファウルでした」。審判が誤審を認めたのである。

 オリックスは誤審のあった場面からのやり直しを要望したが、パ・リーグは「本塁打の裁定は最終的なもの。野球規則に基づいて続行試合はしない」と却下した。

 たしかに公認野球規則には「審判員の判断に基づく裁定は最終のもの」で、「どのような提訴も許されない」とある。

 でも、これってリクエスト制度がないのを前提としたものなんじゃないのかな。今は疑わしい判定にはリプレー検証を要求できる。今回はそれによって正しい判定が覆り、当該審判も認める誤審によって勝敗が決したのだ。

 誤審を認めて謝罪はするけど、やり直しは認めないっていうのはどう考えてもおかしい。他の11球団も自分たちが当事者だったら納得いかないはず。オリックスと同じような行動を取ったと思う。

 パ・リーグは10日現在、首位西武から5位のロッテまで6・5ゲーム差にひしめく混戦。優勝、CS争いに、今回の誤審が影響するようなことは絶対に避けなければならない。

 斉藤コミッショナーにはオリックスの提訴を受理し、問題を長く引きずらないよう早急に判断を下していただきたい。

 私なりに考えた選択肢は3つある。(1)オリックスの要望通り誤審のあった場面からやり直す(2)当該試合をノーカウントとして再試合を行う(3)当該試合を3―3の9回で打ち切って引き分けとする

 他にも妙案はあると思う。現場もファンも誰もが納得する公正、公平な判断を――。斉藤コミッショナーの大岡裁きに期待したい。 (本紙評論家・中畑 清)

[ 2018年7月10日 10:30 ]

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