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大谷、代打決勝弾!52日ぶり7号ソロ「一番いい形になって良かった」

ア・リーグ   エンゼルス4―3ドジャース ( 2018年7月8日    アナハイム )

ドジャース戦の7回、代打で決勝の7号ソロを放ったエンゼルス・大谷
Photo By 共同

 エンゼルスの大谷翔平投手(24)が8日(日本時間9日)のドジャース戦の7回に代打で中越え7号ソロを放った。5月17日以来の一発はメジャー初の代打弾で初の決勝弾。7日の同戦で右膝に自打球を当てた影響で全力疾走ができない中での大仕事となった。17日(同18日)のオールスター戦(ワシントン)の選出はならなかったが、全米中継でインパクトを与えた。

 大谷は大歓声を背に、いつも以上にゆっくりと一周した。高く舞い上がった打球は中堅後方のエンゼルスタジアム名物の「ロックパイル」と呼ばれる岩山の麓まで届いた。

 「(本塁打を)狙っていくというのは全然なかったが、結果的にあんまり全力で走れなかったので、一番いい形になって良かった」

 同点の7回、右腕シャーゴワを前に代打で登場。2ストライク後は決め球のチェンジアップを狙ったが、6球目の95マイル(約153キロ)ツーシームに体が反応した。「裏をかかれての直球だったけど、なんとか良い形で打てた」。右肘の故障から復帰後初で5月17日以来52日ぶりの7号。「ビデオを見てもいいコースだった」と話す内角低め、想定外の球を運んだ。代打弾も決勝弾もメジャー初で、日本選手の代打決勝弾は昨年8月のイチロー以来3人目となった。

 この日はスポーツ専門局ESPNが全米中継。解説した元ヤンキースでメジャー通算696本塁打のアレックス・ロドリゲス氏も「彼はボールを東京まで打ち込んだ!」と絶叫し「足を引きずって走る姿は、1988年のワールドシリーズのカーク・ギブソンのようだ」と続けた。足に故障を抱えるドジャースの主砲が放った、伝説の代打逆転サヨナラ弾と並び称された。

 中堅方向の本塁打は7本中6本目。443フィート(約135メートル)と、メジャー移籍後2番目の飛距離だった。この日発表されたオールスター戦のメンバーには選出されず、ネット投票で選ぶ「ファイナル・ボート(最後の一人)」の候補者5人からも漏れたが、全米の度肝を抜いた。

 前日の試合で自打球が右膝を直撃。午前中にエックス線検査を受けて骨に異常がないことを確認し、試合前には球場施設内での打撃練習やランニングマシンなどで調整。試合中の2回にはマイク・ソーシア監督に出場できると伝えた。一振りで勝利に導いた大谷を指揮官も「彼の才能がどれだけ素晴らしいことか。勝負強い一打だった」と称えた。

 試合後のクラブハウスでは右膝に黒いサポーターを巻き、足を引きずっていた。それでも「自打球なので回復はかなり早いと思う。明日は休み。凄いラッキー」と笑った。万全でなくても、勝利に導く決定的な仕事ができる。それが大谷だ。 (柳原 直之)

[ 2018年7月10日 05:30 ]

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