アルバース・石川ともに10勝ならず 投手陣踏ん張り12回引き分けに

[ 2018年7月3日 22:13 ]

パ・リーグ   オリックス2―2ロッテ ( 2018年7月3日    京セラD )

6回1死一塁、同点2ランを放ち、ベンチのナインに迎えられるロメロ(撮影・井垣 忠夫)
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 両チームの投手陣が譲らず、延長12回引き分けた。両チームの勝ち頭が先発で激突し、期待にたがわぬ白熱した投手戦を展開。2―2の同点のまま延長に突入し、12回で決着がつかず引き分けとなった。オリックスはこれで今季4度目、ロッテは初の引き分け。

 序盤、安定したピッチングを見せていたアルバースだが、迎えた4回、1死から5番・井上に12号ソロを打たれ先制されると、5回には1死二塁から中前適時打を浴び、0―2と2点のビハインドを背負った。

 しかし6回、1死一塁の場面で5番・ロメロが打席に入ると、カウント1―2の4球目をフルスイング。バックスクリーン左に飛び込む同点14号2ランとなり、試合は振り出しに戻った。

 両チームとも救援陣が踏ん張り2―2のまま延長戦に突入。オリックスは12回に2死満塁のビッグチャンスを作るが、4番・吉田正がフルカウントから中飛を打ち上げ試合終了。両チーム痛み分けとなった。

 オリックス・アルバース、ロッテ・石川ともに2桁勝利に王手をかけていたが、次戦に持ち越しとなった。

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2018年7月3日のニュース