フィリーズ右腕 びっくり送球!利き腕に打球直撃 激痛も左腕で送球 執念のアウト!

[ 2018年7月2日 05:45 ]

 フィリーズのビンス・ベラスケス投手(26)が30日(日本時間7月1日)のナショナルズ戦で、驚きのプレーを披露した。0―1の2回2死、ナ軍イートンの放った痛烈なライナーが利き腕の右前腕部を直撃。三塁寄りに転々とするボールを猛然と追い、グラブを捨てて左手でつかむとそのまま左投げで一塁へ送球し、間一髪アウトにした。

 送球後はグラウンドに倒れ、のたうち回るほどの右腕の痛みは激しかったが「何とかプレーを終わらせようと思った」という。ホワイトソックス時代の14、16年にア・リーグ最多三塁打を記録した1番打者のイートンを、完璧なスローイングで仕留めた。ベラスケスは2回限りで降板したが、ビッグプレーに奮い立ったチームは逆転勝ちした。

 実は、ベラスケスは右腕を故障していた高校時代、左投げの中堅手としてプレーしていたことがある。今季の打率は・231を記録しており、ナ・リーグの25打数以上の投手で5番目の高さ。05年に巨人で外野手としてプレーしたゲーブ・キャプラー監督(42)は「われわれのチームで最高のオールラウンド・アスリートの一人」と称えた。

 幸い右腕はX線検査の結果、骨に異常なしとの診断。「骨が折れているかと思った。ひどくなかったのは神に感謝」とベラスケス。今後の登板は1日(同2日)に再検査を受けて判断する。AP通信は「もし次の先発までに右腕が治らなかったら、左腕で投げることもできる」と報じた。





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元巨人の監督もビックリ!利き腕の右腕に打球直撃→左腕で矢のような送球の大リーガー



とかでしょうか。

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