阪神ドラ3熊谷 “くせ者”猛アピール 両打席でヒット

[ 2018年7月1日 10:15 ]

セ・リーグ   阪神15―7ヤクルト ( 2018年6月30日    神宮 )

<ヤ・神>2回無死二塁、熊谷はプロ初打点となる右前適時打を放つ(撮影・岩崎 哲也)
Photo By スポニチ

 ドラフト3位・熊谷が、立大時代に慣れ親しんだ神宮で躍動した。まずは6―1の2回無死二塁。2ストライクから、ハフの外角低めチェンジアップにバットを合わせた。右翼線に落ちる適時打でプロ初打点。1点を返された直後、すぐに点を奪い返した。

 「逆方向に意識を置いて開かずに打つことができた。打点をあげることで、チームの勝利につながると思う」

 6月21日オリックス戦以来2度目の先発出場で結果を残した。8点差の5回1死一、二塁の第4打席では、2番手の下手投げ右腕・山中から左打席でのプロ初安打となる右前打を記録した。「右より左の方が(多く)振ってきたので実戦で出せたのは嬉しい」。難しい軌道を描く山中のボールを1球でコンタクト。非凡な打撃センスを見せつけた。

 学生時代は右打ちだったが、俊足を生かすため昨年末に球団からスイッチ挑戦を打診された。戸惑い半分のなか手本としたのがヤクルト・青木。「(動画投稿サイトの)YouTubeで“テニスラケットのように打つ感覚を持っている”と話をしていた」。ボールに対して水平にバットを出し、「打つ」というよりも「当てる」感覚を重視。プロ入り後、さまざまな指導を受ける中でも「その意識は常に持っています」と、左打席での指針とした。

 9回無死二、三塁では遊ゴロの間に2打点目。守備でも軽快な動きを見せ、盗塁も記録した。「左打席でヒットが出たということが良かったんじゃないか。最後の遊ゴロも、変化球についていってね」。限られたチャンスを生かした夜、金本監督もニンマリだった。(巻木 周平)

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2018年7月1日のニュース