「1番クジ」めぐる“前哨戦”は天理に軍配 太田主将「良かった」

[ 2018年7月1日 09:00 ]

第100回全国高校野球選手権記念・奈良大会抽選会 ( 2018年6月30日    橿原文化会館 )

奈良大会の組み合わせ抽選会に参加した天理・太田主将(左)と智弁学園・小口主将
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 シード校による「1番クジ」をめぐる“前哨戦”は天理に軍配が上がった。今秋ドラフト候補の遊撃手で、高校通算29本塁打の太田主将は「1番を取りたかったので良かった」と全試合を一塁側ベンチで戦える番号に満足そうな笑みを浮かべた。ライバルの智弁学園とは準決勝で対戦する可能性があり「どこで当たっても、勝たないといけない。去年以上を目指す」と昨夏の甲子園4強を超える全国制覇を誓った。

 智弁学園の小口主将は狙っていた1番クジを取れず、悔しそうな表情。天理には今春の県大会準決勝で10―0の5回コールド勝ちだったが「1つのミスで負けてしまう相手」と油断はない。優勝した春季大会以降も振り込み、走り込みで自信を付けてきた。「今年はチームワークのチーム。誰かに頼ることなく、全員で優勝できたらいい」。全員野球で2年ぶりの夏切符を狙う。

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2018年7月1日のニュース