ダルビッシュ 再検査で異なる診断結果…前半戦中の復帰は微妙

[ 2018年7月1日 05:30 ]

カブスのダルビッシュ(AP)
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 右上腕三頭筋の腱炎で離脱しているカブスのダルビッシュが、テキサス州ダラスで再検査を受け「右肘のインピンジメント症候群と炎症」と診断された。「インピンジメント」とは骨と骨が腱などの軟部組織を挟んで衝突し、痛みが出る症状。先月29日に受けた磁気共鳴画像装置(MRI)検査では「(筋)組織に損傷なし」との診断だったが、症状は改善せず。25日のマイナー登板や前日の投球練習で痛みが出たため、15年の右肘手術を進言した医師にセカンドオピニオンを求め、異なる診断結果が出た。

 この日、炎症を抑えるなどするコルチゾン注射を受け、3〜5日間はノースローに。前半戦中の復帰は難しくなった。同僚の捕手ジメネスは「後半戦に帰って来てくれたら大きな戦力になる」と話した。(シカゴ)

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2018年7月1日のニュース