金本監督 ナバーロで空気変える 26日2軍実戦デビューへ

[ 2018年6月26日 05:30 ]

阪神のナバーロ
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 阪神に新加入したエフレン・ナバーロ内野手(32=カブス傘下3A)が25日、必要な諸手続を完了。26日からNPBの試合に出場することが可能となり、ウエスタン・リーグのソフトバンク戦(鳴尾浜)で実戦デビューを果たす。金本知憲監督(50)は、1日も早い1軍昇格に期待を寄せた。

 「(1軍昇格の)目安は分からないけど、(重視するのは)結果よりも状態、内容。体が動いているかとか、バットが振れているかとかね。(2軍で中堅を守らせているのは)どれくらい、できるのかということでね」

 今季、3Aの48試合で打率・310、4本塁打、29打点をマーク。まずは、2軍で調整出場し、実戦勘を取り戻してもらう。そこで重視するのは結果ではなく、状態と内容。たとえ結果が出なくても、いいスイングで、いい打球が打てていれば問題ない。また、並行して中堅と一塁を守らせ、守備力も見極めていく方針。その上で1軍招集時期を探っていく方針だ。

 「(1軍に)1日も早く(来てほしい)と思っているよ。空気感を変えるという意味でもね。線の部分で。競争も出てくるだろうしね、若手に限らず」

 目下、チームは借金6を抱えて最下位に低迷しているが、指揮官は「(混戦だから今の順位は)関係ないよ。去年なんか、5月中旬くらいにウチが1位におったんやから」と意に介さず。とにかく目の前の試合に集中し、一戦必勝を積み重ねる算段。そのためにも、打線の起爆剤として獲得したナバーロの早期合流に期待を寄せた。

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2018年6月26日のニュース