鈴木誠也　９回に試合を決める満塁弾！これぞ「４番の見せ所」

セ・リーグ   広島１１―６阪神 （ 2018年6月24日    甲子園 ）

満塁弾を含む５打点の活躍を見せ、鯉党の声援に応える鈴木（撮影・成瀬　徹）　
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　広島は６―６の同点で迎えた９回、阪神・ドリスの悪送球で１点を勝ち越し、さらに１死満塁のチャンスで４番・鈴木に１０号満塁本塁打が飛び出し、勝利を手繰り寄せた。

　鈴木はレフトポールへと伸びていく打球を見て「切れないでくれ、と思いながら見ていた」と、ポール直撃の一打にホッと胸をなでおろし、「みんながつないでくれたチャンスだし、厳しい展開でしたけど、こういうところが４番の見せ所だと思うので、しっかり打点を挙げれたのはよかった」と自画自賛した。

　この試合を含む最近６試合で１０打点と調子は上がってきており、鈴木は「特に自分の調子は気にしていないが、（打点を挙げることなど）４番の仕事ができるように一生懸命打席に入っている」と、４番としての自らの役割を常に気にしていることを語った。

　交流戦では苦しんだ広島だが、セ・リーグの戦いに戻ってからは３連勝。「とにかく自分たちの野球を忘れずに、つないでいこうという意識でやっている。それがいい結果につながっているので、これからもしっかりやっていきたい」と、気を引き締めていた。