ヤクルト連敗3で止まる 西浦が殊勲打!巨人、沢村救援失敗で勝率5割復帰ならず

[ 2018年6月24日 17:25 ]

セ・リーグ   ヤクルト3―2巨人 ( 2018年6月24日    東京D )

<巨・ヤ>7回2死満塁、西浦が左翼へ走者一掃の適時二塁打を放つ(撮影・大塚 徹)                                         
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 ヤクルトが巨人に逃げ切り勝ちし、連敗を3で止めた。昨年9月10日から続いていた東京ドームでの巨人戦の連敗は7でストップ。

 ヤクルト・小川、巨人・今村の息詰まる投げ合い。スコアボードに0が並ぶ中、試合が動いたのは7回だった。

 ヤクルトは畠山からの3連打などで1死満塁の好機をつくり、今村をマウンドから降ろすと、ここまで6回無失点と好投の先発・小川の打席で、代打に荒木を起用。巨人2番手・沢村を相手に、その荒木は見逃し三振に倒れたが、続く西浦が左中間を破る走者一掃の二塁打で均衡を破った。

 小川は6回4安打無失点で自身4連勝となる今季4勝目。チームは同一カード3連敗を阻止して、交流戦王者の意地を見せた。

 巨人は、打線が再三の好機を生かせなかった。3点を追う8回には相手ミスにも乗じて無死一、二塁としたが田中俊、マギー、岡本が打ち取られ無得点。9回にようやく阿部、宇佐見のタイムリーで1点差まで迫ったが及ばず。5月26日以来となる勝率5割復帰はならなかった。

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