広島・丸 3年ぶり3戦連発!今季初2発!6年連続2桁!

[ 2018年6月24日 05:30 ]

セ・リーグ   広島11―3阪神 ( 2018年6月23日    甲子園 )

<神・広>阪神に大勝し、ヒップタッチを交わす(右から)丸、野間、下水流(撮影・大森 寛明)
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 広島・丸佳浩外野手(29)が今季初の1試合2本塁打でチームを連勝に導いた。初回、右越えに3試合連発、6年連続2桁本塁打となる10号先制2ランを放ち、5回にも右越えに11号ソロ。投げては4月26日DeNA戦以来の先発となった野村が5回2/3無失点の力投で3勝目を挙げた。3連覇へ突き進む赤ヘル軍団。投打がかみ合ってきた。

 失投は逃さない。初回1死一塁。丸は真ん中に入ってきたチェンジアップをこん身のスイングで叩いた。

 「昨日、今日と風が弱い時に打てて、ラッキーです」

 雨上がりの甲子園は無風。打球は右から左に吹き抜ける名物の浜風と戦う必要なく、一直線に右翼席へと飛び込んだ。15年9月以来、自身3年ぶりの3試合連続本塁打。さらに6年連続2桁となる10号先制2ランに「これだけ打席に立たせてもらえば、打てるでしょう」と笑った。

 2本目に凄さが凝縮されていた。2―0の5回2死、カウント0―1から141キロ直球が頭部付近を通過。一瞬、厳しい表情を見せると次の3球目。142キロ内角直球を右翼ポール際へと運んだ。「ビックリしましたけど、それ(荒れ球)も含めて岩貞君の持ち味。甘い球に反応して、しっかり回れた」。冷静に狙うべき球を狙い、一振りで貴重な追加点を叩き出した。

 強い降雨のため、室内練習場で行った試合前の打撃練習。当初は3番目の組だったが、守備練習の時間を確保するため迎打撃コーチに申し出て2番目に繰り上げてもらった。打撃練習を終えると大雨の中、広瀬外野守備走塁コーチのノックを受けて打球の見え方、濡れた芝の感覚を入念に確認。ずぶ濡れで「無理でしょ」とおどけていたが、気持ちは切らさない。結果的に1時間以上開始が遅れた試合への準備を、着実に進めていた。

 丸の一撃が打線に火を付けた。4本塁打を含む13安打で今季5度目の2桁得点。それでも「僕はホームランバッターじゃないので、勘違いしないように。基本に忠実に行きたい」と浮かれない。言葉通り5、6打席目はともに走者を塁に置いた状況でも確実に四球を選んだ。節目の1000安打まであと7本。規定打席にも再び到達したが、個人記録に興味はない。決める、つなぐ。丸は状況に応じた仕事でチームの勝利に貢献する。(桜井 克也)

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