国際武道大2年連続準V 序盤5失点…「昨年と同じになっちゃった」

[ 2018年6月17日 18:23 ]

第67回全日本大学野球選手権 決勝   国際武道大2―6東北福祉大 ( 2018年6月17日    神宮 )

<東北福祉大・国際武道大>試合後、スタンドにあいさつする敗れた岩井美樹監督(右から2人目)ら国際武道大ナイン (撮影・西川祐介)
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 国際武道大(千葉県大学)は2年連続の準優勝に終わった。先発のプロ注目・青野善行投手(4年、市船橋)が初回に2ランを被弾するなど2回途中5失点KO。エース伊藤将司投手(4年、横浜)らをつぎ込み、打線の援護を待ったが及ばなかった。昨年立大との決勝も序盤の大量失点が響いただけに岩井美樹監督は「昨年と同じになっちゃった。打線もあと1本が出なかった」とがっくり。

 今春リーグ戦は伊藤将が故障で出遅れたのが誤算だったが、青野や今大会2完投した平川裕太投手(4年、東海大浦安)、林桂大投手(4年、銚子商)と実力ある4年生投手カルテットを擁しただけに悔しい準優勝となった。伊藤は「昨年のような負けは2度と味わいたくなかった。悔しいです」。前日の準決勝・九産大戦で完投しこの日は登板なく終わった平川は「抑えでいくつもりだった。実力のあるチームに勝ちきれないのは変わっていないということ。考えるべきことを与えてもらった。僕らは来年この大会に出られないけれど、後輩たちには優勝を目指してほしい」と後を託した。

 3番の勝俣翔貴外野手(東海大菅生)や4番の豊田寛外野手(東海大相模)ら主軸の3年生は来年またチャンスがある。指揮官は「もっと修行しろということですかね。来年は投手を頑張って作る」と前を向いた。

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2018年6月17日のニュース