地方大会皆勤出場の時習館・三好主将「伝統を引き継いでいく」

[ 2018年6月17日 09:03 ]

第100回全国高校野球選手権記念大会 東・西愛知大会抽選会 ( 2018年6月16日    刈谷市総合文化センター )

抽選会で「1番」のクジを引いた時習館・三好主将
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 記念大会の今回は、愛知から2校が甲子園に出場する。東愛知85校、西愛知101校が参加し6月30日に開幕。東愛知は7月26日、西愛知は7月27日にいずれも12時30分から岡崎市民球場で決勝戦が行われる。

 東愛知の時習館は、初戦の2回戦でシード校の桜丘と対戦が決まった。クジの「1番」を引き当てた三好伸平主将(3年)は「やっちゃったかな」と苦笑いした。

 豊橋市にある県内有数の公立進学校で、西愛知の旭丘とともに1915年の第1回大会から地方大会皆勤出場を続ける15校の1つ。今夏の甲子園大会の開会式では、その15校の主将が入場行進に参加することになっており、浅倉健登部長は「“チーム全員で甲子園”が合言葉です」と話す。

 三好主将は公式戦に多くのOBが応援に来てくれることに歴史と伝統を感じている。

 「相手も初戦で緊張すると思う。倒せたら乗っていけると思うし、試合に向けて準備していくだけ。しっかりと次の代に伝統を引き継いでいきたい」

 選手権には愛知四中時代の1916年、第2回大会に出場して以降、100年以上も縁がないが、臆せず強敵に挑む。

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2018年6月17日のニュース