江夏豊 現役時代の天敵に悪態「今でも夢に出てくる」

[ 2018年6月12日 14:43 ]

野球評論家の江夏豊氏
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 野球評論家の江夏豊さん(70)が12日、TBSラジオ「伊集院光とらじおと」(月〜木曜前8・30)に出演、現役時代の“伝説”を語った。

 MC伊集院光(50)は大の日本ハムファン。「聞きたいことがいっぱいあります」と興奮気味にスタート。「江夏さんでも緊張するんですか」に江夏は「ドキドキですよ」。「リリーフピッチャーの一番大切なのは状況判断。ゲームの前半とは1球の重みが違う。味方のリードによっては1、2点相手にやってもいい場合がある。緊張のない仕事はよくない。だが緊張にのまれる奴もいる」と言い切った。

 野球との出会いは中学時代の部活だったが、3カ月で辞めてしまった。練習が始まると外野の後ろの田んぼに入って球拾い。一級上の先輩に「野球がやりたい」と言うと「生意気言っているんじゃない」と返され、先輩を殴って辞めた。その後、陸上部で砲丸投げを始めた。それが地肩が強くなった一因だという。砲丸投げでは兵庫県優勝、近畿地区準優勝まで上り詰めた。

 現役生活18年で数々の伝説を作った江夏だが天敵だったのは阪神時代によく打たれた大洋の林建造外野手。「当時、年間で10本くらいしかヒットを打っていないのに、僕から6、7本打っている。給料は僕が払っているようなもんですよ」。「まったく格好良くなく、ドンくさい感じの選手」と悪態を突いたが、ここぞの場面で渋い1本を必ず打たれた記憶があり「今でも夢に出てくる」という。

 合わなかった上司については「僕は18年で9人の監督に仕えたが、9人もいれば見たくもない人もいますよ」と江夏節がさく裂。「本当は近鉄でやりたかった。西本監督と野球をやりたかった。人をほめたことのない鈴木啓示さんが、西本のオヤジはいい人だ。阪急時代に仕えた福本、加藤秀もいいオヤジだ、と言っていた」という。その西本監督率いる近鉄を破って広島を日本一にした立役者は江夏だった。

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