【石井一久 視点】大谷は軸になるべき投手 早期交代は理解できる

[ 2018年6月8日 11:10 ]

ア・リーグ   エンゼルス4―3ロイヤルズ ( 2018年6月6日    アナハイム )

5回、一度マウンドに上がるものの交代する大谷(撮影・大塚 徹)
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 エンゼルス・大谷のマメは前回と同じ中指という発表だが、マメの詳しい状態が分からないので、投球への影響については臆測だけで論じたくない。ただ、全体的にどの球種もばらつきがあり、ボールを制御しにくい状況にあったのは明らか。フォーム的には特に問題ないので、指先のフィーリングが影響していたのだろう。

 マメは湿気があったり、手がウエットな時にできやすいが、基本的には体質による。また、リリースする時にどこに力が加わるかは投手それぞれなので、真っすぐを投げることでできる人もいれば、スライダーを投げることでできる人もいる。体質的にマメができやすい人にとっては仕方ないことで、何度かできることで指の皮が硬くなり、強度は上がっていく。打者がバットを振り込むことで手のひらにマメをつくり、硬くしていくのと同じだ。

 交代を告げられた時の大谷の表情は「まだ大丈夫」というような感じだったが、首脳陣はこの1試合だけではなく、長いシーズンを見据えている。エンゼルスは絶対的なエースがおらず、大谷は軸になってもらわないといけない投手。一番避けたいのは長期離脱で、マメが悪化する前に交代させた判断は理解できる。

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