ロッテ 益田、1回零封で球団記録の113ホールド 薮田氏抜いた

[ 2018年6月7日 23:22 ]

交流戦   ロッテ8―9中日 ( 2018年6月7日    ナゴヤD )

 ロッテの益田直也投手(28)が7日の中日戦(ナゴヤドーム)で8―6と2点リードした8回に登板し、1回1安打無失点。チームは敗れたが、プロ7年目で113ホールドとし、薮田安彦氏(44)の持っていた球団記録を塗り替えた。

 「大谷さんも100ホールド超えていますし(球団)記録は意識していません。他球団には200ホールド以上している人もいる。まだまだなと思うし、抜かれないくらいの記録を作りたいです」

 昨季は不調で38試合0勝4敗9セーブ6ホールド。1年目の12年から続けた連続50試合以上登板は5年で止まった。何が悪かったのか、とことん突き詰めた。最新鋭データ分析機器の高性能弾道測定器「トラックマン」で分析。「(リリースポイントが)いい時は1メートル50センチで安定していたけど、昨年は1メートル51とか、1メートル49とかだった」。1センチ単位のずれを修正し、今季は24試合で防御率1・85と抜群の安定感を示す。

 「他球団ですけど増井さん(オリックス)や(通算270ホールドの)宮西さん(日本ハム)は勝手に目標にしている。そこを目指してやっていきたい」。試合は延長10回でサヨナラ負けしたものの、背番号52の安定感はこの夜も変わらず輝きを放っていた。(福浦 健太郎)

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2018年6月7日のニュース