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広島・野間が大仕事!コイの愛されキャラが逆転サヨナラ打「最高」

交流戦   広島4―3日本ハム ( 2018年6月6日    マツダ )

9回2死二、三塁、逆転サヨナラ打を放ち、広瀬コーチ(手前)に抱きつく野間(撮影・北條 貴史)
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 広島・野間が6日の日本ハム戦(マツダ)で4年目で初のサヨナラ打を放った。2―3の9回1死二、三塁から中前へ逆転の劇打。3連敗を阻止する今季3度目のサヨナラ勝ちを決め、リーグ一番乗りで30勝に到達した。

 野間は懸命に食らいついた。1点を追う9回。四球と敵失で得た好機だった。低めのスライダーを見極めた5球目に鈴木の二盗で1死二、三塁へ状況が変わっても「意識しなかった」と目の前の1球に集中した。カウント2―2からの6球目。トンキンのスライダーを中前へ運び、逆転と勝利を決めた。

 「最高。あんまり覚えていない。とにかく必死だった」

 初球はセーフティースクイズを試みてファウル。「切り替えて、もう打つしかない」と開き直った。4年目で初。いや、野球人生で「たぶん初めて」というサヨナラ打だ。最年長の新井に目をかけられるなど普段からいじられ役。恒例のウオーターシャワーではなく、仲間から手荒い祝福を受けて「他の人と祝福のされ方が違うなと…。蹴りとかですから」と笑った。

 一級品の評価を受ける走塁と守備に対して非力な打撃が課題だった昨季までの姿とは違う。規定打席未満でも打率・357が残る。丸が右太腿裏故障で不在だった間は中堅を守り、復帰後も左翼へ移って5月11日の阪神戦からの19試合連続でフル出場。迎打撃コーチは「打席に立てなくて迷っていた時から比べると、気持ちの面でもやることを徹底できるようになった」と分析する。「やること」とは“体を開かない”などシンプルなもの。打席に立つ機会が増えることで「あまりフォームを考えずに割り切って気持ち的に楽にいけるようになっている」と好循環を実感する日々だ。

 最近5試合で打率1割台に沈む2人の陰の貢献も光った。苦戦していた上沢に対して8回2死から田中が7球目を中安打し、菊池は8球目を三ゴロ。計111球に達したことで日本ハム側に継投策を選ばせ、9回の逆転劇への布石になった。緒方監督は「全員が最後まで諦めない気持ちでやってくれたから」と称賛。2位との差も今季最大5・5へ広げた。主役がいれば影の功労者もいる。幸運に見えて、確実につかんだ1勝だった。(河合 洋介)

 ≪3年連続30勝一番乗り≫広島が今季3度目のサヨナラ勝ちで30勝到達。リーグ30勝一番乗りは3年連続13度目で、3年以上連続は84〜86年以来2度目だ。

[ 2018年6月7日 09:23 ]

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