大谷が再びマメで緊急降板…制球難も4回1失点粘投で逆転呼ぶ エ軍は4連勝

[ 2018年6月7日 14:17 ]

ア・リーグ   エンゼルス4―3ロイヤルズ ( 2018年6月6日    アナハイム )

<エンゼルス・ロイヤルズ>5回、一度マウンドに上がるものの、ソーシア監督らがマウンドに集まり降板する大谷(撮影・大塚 徹)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(23)が6日(日本時間7日)、本拠地でのロイヤルズ戦に先発登板。右手中指のマメの影響で緊急降板し、4回63球1失点で5勝目はならなかった。チームは逆転勝ちで4連勝。

 大谷は初回から制球に苦しんだ。先頭のメリフィールドに一塁強襲の安打を許し、さらに暴投、四球で1死一、二塁のピンチ。ここは4番のペレスを投ゴロ併殺に抑えたが、その後もコントロールが定まらなかった。

 4回にはまたもや先頭のムスターカスに右前打。スプリットが抜けた球を捕手が捕球できずパスボールとなり、二塁まで進塁され、2死からゴードンに先制適時打を浴びた。5回もマウンドに向かった大谷だったが、1球も投げないまま降板。結局、4回63球を投げて4奪三振1失点。被安打4、与四球3と苦しい内容だった。

 大谷は4月17日(同18日)のレッドソックス戦でも右手中指のマメがつぶれた影響で2回を投げたところで緊急降板。この日も右手中指を気にする素振りを頻繁に見せていたが、粘りの投球で4回を1失点にまとめた。

 チームは0―1の5回にコザートの適時二塁打で同点に追いつくと、6回にキンズラーが勝ち越しの6号2ラン。9イニングで計6人の投手を投入した総力戦を逆転勝利でものにし、4連勝とした。

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