ヤンキースのドラフト・トップ指名選手は両投げ両打ちの二刀流高校生捕手 全体23番目で指名

[ 2018年6月5日 17:17 ]

ヤンキースに全体23番目で指名されたシーグラー(AP)
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 4日に行われた大リーグのドラフトでヤンキースは、チームにとっての最初の指名となった全体23番目に、カーターズビル高校(ジョージア州)のアンソニー・シーグラー(18)を捕手として指名した。

 1メートル83、91キロの同選手は投手兼捕手でしかも両投げ両打ち。右では最速144キロ、左では137キロ前後の速球を投げ、今季は25回2/3で防御率は1・09だった。打率は・421で14本塁打もマークし、盗塁阻止率は57・1%。両投げは3歳のころからやっていたと話しており、10歳になるまでそれが当たり前だと思っていたというエピソードも披露した。

 ヤンキースに指名されたことについては「幼いころから偉大なチームだと思っていた。そのユニフォームを着ることができるのは名誉なことだと思う」と歓喜。もっともヤンキースはチームにとって2番目の指名となった2巡目(全体61番目)でマクレナン・コミュニティーカレッジ(テキサス州)でプレーしていた強肩強打の捕手、ジョシュ・ブロー(20)を指名しており、シーグラーは二塁手か三塁手にコンバートされる可能性もある。

 なお2巡目(全体52番目)には、かつてマーリンズなどで主軸打者を務めたジェフ・コナイン氏(51)の息子でデューク大の外野手、グリフィン・コナイン(20)がブルージェイズに指名されている。

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