大谷 逆転呼び水の内野安打 快足飛ばし二塁から一気に同点生還 2試合連続安打

[ 2018年6月5日 10:42 ]

ア・リーグ   エンゼルス―ロイヤルズ ( 2018年6月4日    アナハイム )

<エンゼルス・ロイヤルズ>6回1死、代打で登場した大谷が二塁内野安打を放つ(撮影・大塚 徹)
Photo By スポニチ

 エンゼルスの大谷翔平投手(23)は4日(日本時間5日)、アナハイムでのロイヤルズ戦の6回に代打で出場。2試合連続安打となる内野安打を放った。

 1点を追う6回1死の場面で9番・ヤングに代わって登場。2ボール1ストライクから外角低めのツーシームを叩き二塁内野安打した。続くキンズラーの四球で二塁に進み、トラウトの中前打で同点の生還を果たした。エンゼルスはさらに2死一、二塁とし、プホルスの中前適時打で逆転。大谷の内野安打が呼び水となった。

 メジャー移籍後、代打での出場は今回で4回目。1回目は、日本人メジャーリーガー初の4試合連続本塁打がかかった4月10日(同11日)のレンジャーズ戦で、9回に代打出場し、二ゴロ。5月8日のロッキーズ戦は7回に登場し一ゴロに倒れたが、同9日の同カードでは8回に起用され、メジャー代打初安打となる中前打を放っていた。日本では、代打で打率・288、4本塁打、13打点の成績を残している。

 前日3日(同4日)のアナハイムでのレンジャーズ戦では、2回に先制の口火となる一塁への強襲安打を放つなど3打数1安打1得点だった。

 6日(同7日午前11時7分開始)のロイヤルズ戦に中6日で先発する予定。この日の試合前には、同戦へ向けてブルペンで投球練習を行った。34球、しっかり球に力を伝えた「フルゴリラ」ブルペンで最終調整を終えた。

続きを表示

この記事のフォト

2018年6月5日のニュース