松坂、球宴ファン投票トップ浮上!セ先発部門で菅野抜いた

[ 2018年6月5日 05:30 ]

キャッチボールを終え、ガルシア(左)と談笑する松坂(撮影・椎名 航)
Photo By スポニチ

 中日の松坂が、「マイナビオールスターゲーム2018」のファン投票第5回中間発表のセ・リーグ先発投手部門で初めてトップに立った。前回まで1位だった巨人・菅野を2467票上回る8万7014票。西武時代の06年以来12年ぶりとなる球宴出場に向けて「たくさんの人に票を入れていただき、ありがとうございます。これからも票が伸びるよう、次の登板も頑張ります」と語った。

 国内で12年ぶりの白星を挙げるなど今季はここまで2勝3敗、防御率2・51。次回登板は8日からのソフトバンク3連戦が濃厚で、昨季まで3年間所属した古巣との対決となる。ただ、1軍では1試合しか投げられず、右肩の故障でリハビリ生活が長かったため「1軍の選手とはほとんど一緒にやっていないですから」と特別な意識を持たず、純粋にチームの勝利を目指す。この日は、ナゴヤドームでキャッチボールなどで汗を流した。

 前回5月30日のオリックス戦は救援陣が逆転を許して3勝目を逃したが、6回1安打無失点の快投。チームは5位に低迷しているが、2位・DeNAまで1・5ゲーム差だ。上位に浮上するためにも、37歳は「チームが苦しい時期は経験ある選手が支えにならないといけない」と自らの立場を分かっている。

 かつては常連だった球宴の舞台で、これまでも「モチベーションになる」と話している。投票締め切りの17日まで登板は多くて2試合。12年ぶりの出場へ票も白星も伸ばす。 (徳原 麗奈)

続きを表示

2018年6月5日のニュース