中日アルモンテ、右も左も長打力 8年ぶりスイッチ弾に期待

[ 2018年6月5日 09:30 ]

中日・アルモンテ
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 可能性は十分あるもんね?!セ・リーグ打率トップの中日の新外国人アルモンテ外野手(28)は長打力も兼ね備えるスイッチヒッター。10年以来出ていない1試合での両打席本塁打達成に期待がかかる。 (記録課・八田 朝尊)

 1試合両打席本塁打。いわゆるスイッチ弾は過去17人40度ある。日本ハムなどで活躍したセギノールの9度が個人最多記録だ。今季マルチ弾は5月20日の巨人戦で3本塁打した筒香(D)ら19人がマークしているが、スイッチ弾となると10年の赤田将吾(オ)が最後。セでは06年金城龍彦(横浜)以来12年間出ていない。

 今季中日に加入したアルモンテは4日現在で9本塁打と好調。右投手から打率.353、6本塁打、左投手から打率.354、3本塁打。今季、両打席での本塁打は田中(楽)も記録しているが、両打席で2本以上本塁打を放っているのはアルモンテだけ。長打率も左から.646、右から.566とバランスよく結果を残しており、8年ぶりの快記録を予感させる。アルモンテは打率も.353でリーグトップ。来日1年目の外国人首位打者誕生なら92年ハウエル(ヤ)以来26年ぶりで中日では初めてとなる。日本で12年ぶりの白星をマークした松坂が注目される中日だが、立派なヒゲのドミニカンも見る価値はある。

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2018年6月5日のニュース