大谷 3割切るも「いいスイングできている」目先の1安打より、継続を重要視

[ 2018年5月27日 13:10 ]

ア・リーグ   エンゼルス11―4ヤンキース ( 2018年5月26日    ニューヨーク )

<ヤンキース・エンゼルス>5回無死、空振り三振に倒れる大谷(撮影・大塚 徹)                                         
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大 エンゼルスの大谷翔平投手(23)は26日(日本時間27日)、敵地ニューヨークでのヤンキース戦に「5番・DH」でスタメン出場。2三振するなど4打数無安打1四球で、メジャーで初めて2試合連続無安打に終わり、打率は・297となり3割を切った。チームは11―4で快勝した。27日(同28日)は打者としてヤ軍の田中将大投手(29)と初対決する予定。

 試合後、大谷は「先制点は取られましたが、なんとか逆転して後半もいい流れで追加点を取りながら勝てたので。すごいいいゲームだったと思います」とチームの勝利に納得した表情。

 自身は前日25日(同26日)同様に敵地ファンに大ブーイングで迎えられ、初回2死三塁からの第1打席は空振り三振。3回1死満塁からの第2打席は、3ボール1ストライクから押し出し四球を選び、3試合ぶりの打点を挙げたが、5回無死からの第3打席は、2ストライクから高めの直球に空振り三振。6回無死一、三塁からの第4打席は遊ゴロ併殺打、8回1死からの第5打席も遊ゴロに倒れた。

 いずれも外角中心の配球で、無安打に抑えられ「昨日から正面の当たりが多いですが、そんなに悪くはないかなとは思っています。ゲッツーに関しては外野フライの方がいい場面なので。それの方が良かったけど、まあ1点入ったという結果に関しては良かったかなと思っています」と振り返った。

 また、相手の守備シフトで打ち取られた打球については「抜けることもありますし。逆にいい打球が正面にいっているということは、自分の打撃をしっかり、打席の中でいいスイングができているのかなと思っている。目先の1安打も大事だと思うんですけど、継続して取り組むところもすごい大事じゃないかなと思っています」と強調。次戦に向けて「自分が思っている以上に、(相手バッテリーが)慎重に慎重にという配球になっているのかなとは思うので。そこも踏まえながら、明日もう1回組み立てていきたいなと思います」と話した。

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