広島・丸 25日電撃復帰へ 異例!2軍戦経ず「やるだけです」

[ 2018年5月25日 05:30 ]

広島の丸
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 右太腿裏(ハムストリング)筋挫傷のため3軍調整中だった広島・丸佳浩外野手(29)が、25日の中日戦(マツダ)で出場選手登録されることが24日までに決まった。2軍での実戦を消化しないまま、前倒しで1軍に復帰するのは異例。守備走塁面はまだ調整の余地を残しており、当面は代打待機することになる。

 北関東遠征から帰った緒方監督と、大野練習場でトレーニングを終えた丸は24日午後、同じ時間帯にマツダスタジアムを訪れた。話し合いの場があったかどうかは不明だが、指揮官は帰途に就く際、丸の1軍復帰について短く言及した。

 2軍で実戦参加しないまま出場選手登録する判断理由を「足は治っているだろう」と説明。“当面は代打での起用か?”という質問には「当然そうなる」と語った。何しろ昨季MVPだ。右に比べて左の代打陣が手薄が事情もあり、たとえ1打席限定でも相手ベンチには脅威になる。丸自身も決意を語った。

 「(1軍に)上がる以上、言い訳はできない。やるだけです」

 当初は交流戦が始まる5月末の復帰を目指していた。15日の練習後は「先週、打つ方も走る方も(段階を)上げた。順調なら来週あたりに」と話し、ウエスタン・リーグでの実戦参加を視野に入れていた。複数の関係者によると、緒方監督が早期復帰を熱望し、予定を繰り上げた。

 22日には岩国市の由宇球場で故障後初となる屋外練習に参加。シート打撃で4打席に立ち、青空の下でスイングの感触を確かめた。さらにスパイクを履いてのベースランニングや外野ノックもこなした。翌日に患部の状態を確認し、GOサインが出た。

 丸にアクシデントが起きたのは4月28日の阪神戦。5回1死二、三塁で大山の中堅前への飛球を飛び込んで好捕した際に右足を地面で強打して途中交代。広島市内の病院で「右ハムストリング(太腿裏)筋挫傷」と診断された。翌29日に登録を抹消。故障理由の離脱はプロ11年目で初だった。

 今季も開幕から不動の「3番・センター」として打率・312、5本塁打、16打点をマーク。攻守で中核を担ってきた。2軍での実戦を省き、見切り発車の感は否めないが、再発予防に努める中で完全復活を待ちたい。(江尾 卓也)

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