西武 さいたま市と連携協力協定締結 辻監督も「心強い」

[ 2018年5月21日 13:29 ]

締結式にビデオメッセージで登場した西武の辻発彦監督
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 西武は21日、埼玉県さいたま市と「連携協力に関する基本協定」に締結した発表した。

 同日、西武ライオンズの地域コミュニティ活動「L−FRIENDS(エル フレンズ)」の一環である「連携協力に関する基本協定」に伴う締結式ならびに記者会見を実施。締結式では、社会人時代、さいたま市(当時:浦和市)にある野球部のグラウンドを練習場として使用していた辻発彦監督(59)からのビデオメッセージを上映したほか、清水市長に辻監督のサイン入りユニホームを送った。

 西武は08年からさいたま市の埼玉県営大宮公園野球場で公式戦を開催し、チケットは昨年から3試合連続で完売している。本締結により、さいたま市は西武のフレンドリーシティとして、今後更なる連携を図っていくことになる。

 本締結は、さいたま市及び当社が持つ資源を有効に活用し、協働して事業に取り組むことを通じて、「地域社会の発展」や「市民福祉の向上」などに寄与することを目的に行うもので、西武としては15年に県内の自治体と締結を進めており、本件で28件目となる。

 辻監督は「私も社会人時代の7年間はこのさいたま市でプレーさせていただいたので、とても縁がある市だと思っています。今月8日に行われた県営大宮公園野球場での試合はチケットが完売したと聞きました。たくさんのさいたま市民の皆さまにもお越しいただき、とても嬉しかったです。本日、フレンドリーシティになったことを機にさいたま市民の皆さまには、今年まだ2試合開催する予定の県営大宮公園野球場をはじめメットライフドームにもお越しいただけたら心強いですね! さいたま市がフレンドリーシティになることによって、市民の皆さまが野球に触れる機会が増えてくると思います。我々現場レベルでも、子どもたちの野球に関わる設備、環境をどんどん増やして野球人口を増やしていきたいという想いで努力をしております。 これからも年齢を問わず球場に足をはこんでいただければ、多くの人に野球を楽しいと感じてもらえると思います。さいたま市の皆さま、これからも埼玉西武ライオンズをよろしくお願いいたします!」とコメントを寄せた。

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