清宮、札幌D初アーチ「出たらいい」チームは人気少女漫画とコラボ

[ 2018年5月18日 05:30 ]

新千歳空港で札幌の寮に行くバスに向かう清宮
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 日本ハムの清宮が、18日からの楽天3連戦で本拠地初アーチを狙う。9日の京セラドーム大阪でのオリックス戦でプロ初本塁打を放ったドラフト1位は、ファンが期待する地元での一発について「出たらいい」と意欲的に話した。

 プロ初本塁打の後は21打席連続無安打など13試合で打率・174。ただ、札幌ドームでは5試合で打率・294を記録し、楽天・岸からフェンス直撃の二塁打も打った。早実では来た球をシンプルに打つスタイルだったが、プロ入り後は捕手の配球をより考えて打つようになった。楽天とは2カード目の対戦。前回は捕手の嶋に「裏をかかれた」といい、「1回やっているのでどう来るか」と読み合いに挑む構えだ。

 球団は17日、6月29日〜7月3日の本拠4試合で実施する女性向け企画「ヒロインデイズ」に向け、人気少女漫画「青空エール」とのコラボを発表。清宮も高校時代に実写版映画を観賞し、その後、出演俳優の山田裕貴と電車内で遭遇した縁もある。「北海道が舞台で、その時はまさかファイターズに入るとは思っていなかった」と言い、「女性ファンの熱気と声援を力にして頑張ります」と企画開催までしっかり1軍戦力として生き残ることを誓った。 (東尾 洋樹)

 ▽青空エール 北海道滝川市出身の漫画家・河原和音氏が、札幌市を舞台に甲子園を目指す野球部員と、野球部を応援する吹奏楽部員を描いた青春物語。08〜15年に別冊マーガレット(集英社)で連載された。16年に映画化され、土屋太鳳、竹内涼真が主演を務めた。

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