ダル4回1失点も無念の降板「1イニング言うのが早かった」

[ 2018年5月17日 05:30 ]

ナ・リーグ   カブス3―2ブレーブス ( 2018年5月15日    アトランタ )

ブレーブス戦の4回、マウンドで右ふくらはぎをもむカブスのダルビッシュ
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 カブス・ダルビッシュの復帰マウンドは不完全燃焼に終わった。ブレーブス戦で4回まで1失点と好投しながら、右ふくらはぎをつりかけた。ジョー・マドン監督に相談すると降板を命じられ「1イニング言うのが早かったかなと、凄く後悔した」と振り返った。

 インフルエンザのような症状で故障者リスト入りし、2日ロッキーズ戦以来の先発。療養中は食事もままならず、体重や筋力が低下し万全ではなかった。一方で登板間隔が空いたことでフォームを見つめ直し、力の入れ方や重心の位置などを微修正。「自信を持って球場に来た。その通りの球を投げられた」。両リーグトップのチーム打率を誇る相手打線に3安打で5奪三振と復調の兆しも見せた。

 今季7度目の登板でも移籍初勝利はならず。それでも「また次が楽しみという感じがする」と前を向いた。

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2018年5月17日のニュース