“持ってる”清宮、勝利呼び込む大飛球 上沢、4年ぶり完封勝利で日本ハム2連勝

[ 2018年5月16日 21:00 ]

パ・リーグ   日本ハム1―0西武 ( 2018年5月16日    東京D )

<日・西>7回、清宮は大飛球を放つ
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 日本ハムがドラフト1位ルーキー・清宮の大飛球をきっかけに虎の子の1点をもぎ取り、西武との2連戦に2連勝した。

 日本ハム・上沢、西武・十亀と両先発投手が好投し、0―0のまま迎えた7回だった。先頭打者としてこの日の第3打席に入った清宮は1ボールからの2球目直球をフルスイング。高々と上がった打球は右中間へと伸び、フェンスぎりぎりの大きな飛球となった。

 ここで西武の中堅手・秋山と右翼手・木村が交錯。秋山がグラブに当てて落球する形となり、その間に清宮は三塁ベースへ到達した。ここで代走・杉谷が送られ、清宮は笑顔でベンチへ。1死後、代打に出た鶴岡が2番手・武隈の初球を背中に受ける死球で出塁(代走・太田)すると、この1死一、三塁のチャンスに西川が中犠飛を放って日本が待望の先制、この1点が決勝点となった。

 日本ハムの先発・上沢は8回まで2安打投球で114球を投げていたが、9回も続投。2014年9月15日のオリックス戦(札幌D)以来4年ぶり、プロ2度目の完封勝利で今季4勝目(1敗)を挙げている。

 西武は失点につながる拙守もあり、2試合連続で零敗を喫した。

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